9月3日(金)
2学期1回目は、尼崎市にある株式会社エアグラウンドの代表である畠中さんと、
そこでインターンに参加されている関西学院大学の学生3名にお越しいただきました。
講義のテーマは『ソーシャル・スキルを学ぼう』。
様々なエピソードを交えながら、企業がどのように人や地域と関わっているのか、
高校生や大学生などの学生とどのような活動を行っているのかなどを
話してくださいました。
魅力あふれる写真や動画を交えながら、エネルギッシュに語ってくださった畠中さん。
生徒たちは終始、話に惹きつけられていました。
実際に高校生たちが撮影、編集をして完成した動画や、
学生たちのアイデアで生まれた商品なども紹介していただき、
高校生の持つ可能性に改めて気づくことができました。
「企業が物を作るとき、金銭的な利益だけを考えているかと言えば、そうではない。
その裏に、それを作ろうと思った動機があり、その思いがどのように
生まれたのかというエピソードがある。そこに物を作ろうという意思が生まれる。」
「どんな仕事をするにしても、技術を学ぶだけでは、良いものはできない。
そこには人の感情や周囲の環境、そこに至るまでの様々な背景があり、
それらに気を配ることでより良いものが生まれる。」
私たちが普段何気なく使っている商品なども、開発に至るまで様々なエピソードが
あると考えさせられました。
大学生の方々とは3つのグループに分かれ、それぞれで交流を行いました。
「中小企業について」のアンケートを通し、お互いの意見を交換し合うことができました。
1~2年後の自分たちの姿を想像できたでしょうか?
以下、感想です。
「なにかをするときには、好奇心がなければ行動はできないという言葉が心にきました。」
「今日は楽しい時間で、やっぱりどんな職に就いて技術を磨いても
コミュニケーションは必ず必要になってくるんだと改めて理解しました。」
「今まで、学校の授業で何か考えても、まとめてプレゼンして発表で終わってました。
しかし、今日の出来事で全員に(そのアイデアを)実現できる可能性は
あるのだと思いました。」
畠中さん、3名の大学生の方々、本日はありがとうございました!
兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部