2025-12-24

令和7年度2学期終業式を行いました

令和7年度2学期終業式を行いました。

2学期の締めくくりとして、全校生徒が体育館に集まり、引き締まった雰囲気の中で式が行われました。生徒一人ひとりの姿からは、学習や行事、部活動など、さまざまな場面で積み重ねてきた努力と成長が感じられました。



はじめに、校長先生よりお話をいただきました。お話の中では、「SNSで与える印象」をテーマに、書道部の部員が制作した文字作品が紹介されました。




力強さの中にも思いのこもった文字を通して、言葉が人に与える影響の大きさを改めて考えさせられました。

SNSなどで文字だけの言葉を送ると、自分では意図していなかった受け取られ方をされることがあり、そこからトラブルに発展してしまうこともある、というお話がありました。冬休み中、文字のみでコミュニケーションをとることが多くなりますが、より慎重になってコミュニケーションをとってほしいと強く思います。




続いて、表彰伝達が行われました。先日実施されたESD発表会の優秀者の表彰をはじめ、部活動で成果を上げた生徒、また個人として日頃から努力を重ねてきた生徒が表彰されました。

名前が呼ばれると、会場からは温かい拍手が送られ、生徒同士が互いの頑張りを認め合う姿が印象的でした。結果だけでなく、その過程を大切にしてきたことが、このような形で実を結んでいることを、教職員一同うれしく感じています。



最後に、生徒指導部長よりお話がありました。学校内での生活態度に加え、地域の方々からも、生徒の行動についてお褒めの言葉をいただくことが増えていることが紹介されました。

多くの生徒が、場面に応じて正しい判断ができるようになってきていることは、大きな成長の表れです。一方で、冬休みは気持ちが緩みやすく、判断を誤りやすい時期でもあります。甘い誘いに安易に乗らず、自分自身を大切にした行動を心がけ、安全に過ごしてほしいという呼びかけがありました。



2学期を通して、生徒たちは学習面だけでなく、人としても大きく成長した姿を見せてくれました。冬休みを有意義に過ごし、3学期にはさらに成長した姿で明峰に戻ってきてくれることを、私たち教職員一同、心より願っています。


企画広報部

2025-12-23

緑化活動を行いました

 兵庫県立有馬高等学校の生徒が育てたパンジー550株を中庭や校門周りをはじめ、日頃多くの生徒が行き交う場所に、色とりどりの花を植えました。



当日は、外掃除に取り組んでいる生徒や、有志で参加してくれた部活動の生徒たちが集まり、協力しながら作業を進めました。



赤や黄色、紫などさまざまな色のパンジーを前に、「この並べ方の方がきれいに見える」「色を交互にしたらどうだろう」と話し合いながら、和気あいあいとした雰囲気で植えている様子が印象的でした。自然と声を掛け合い、役割分担をしながら進める姿からは、生徒たちの主体性や協調性も感じられました。



緑化作業が終わると、これまでとは一変し、校内は花々に彩られた明るい空間となりました。パンジーの鮮やかな色合いが、登校する生徒や来校される方々の目を楽しませ、学校全体を温かな雰囲気で包んでいます。



兵庫県立有馬高等学校の皆さまに、心より感謝申し上げます。生徒たちとともに、これからも大切に育てていきたいと思います。


企画広報部

2025-12-22

2025年度芸術鑑賞会を行いました

12月19日(金)に芸術鑑賞会が行われ、キセラホールにて劇団トマト座さんによる舞台公演「ぼくの好きな先生」を鑑賞しました。


(写真は劇団トマト座さんの許可を得て掲載しております。)

物語は、生徒と教師との関わりを軸に、人と人とが向き合うことの大切さや、言葉にすることの難しさ、そして思いが通じ合ったときの温かさを描いた作品でした。等身大の登場人物たちの姿に、生徒たちは自分自身や身近な人との関係を重ね合わせながら、真剣な表情で舞台に見入っていました。

役者の方々の迫力ある演技や、舞台ならではの表現により、物語の世界観がより深く伝わり、会場全体が作品に引き込まれる時間となりました。笑いあり、考えさせられる場面ありの構成で、生徒たちにとって心に残る芸術鑑賞会となったことと思います。



今回の鑑賞を通して、芸術の力や、人との関わりについて改めて考える良い機会となりました。

劇団トマト座のみなさま、本当にありがとうございました。


企画広報部

2025年度ESD発表会2日目を行いました

ESD発表会2日目が無事終了しました。

今年度は例年と異なり、2日目はキセラホールを会場として実施しました。広い会場の中で、生徒たちはこれまでの学びの成果を堂々と発表することができました。



はじめに、フィリピン・セブ島研修の活動報告が行われました。現地での生活や文化、日本との違いに目を向け、自分自身が感じた気づきを言葉にして伝える姿が印象的でした。単なる体験報告にとどまらず、「なぜ違いが生まれるのか」「そこから何を学べるのか」を考えようとする姿勢が感じられました。



続いて、GC類型1年生によるプレゼンテーション発表が行われました。フィリピン・セブ島研修を通して実際に感じた疑問や違和感をテーマとし、それをどのように解決していけばよいのかを自分なりに考え、発表しました。初めての本格的な探究発表ながらも、一人ひとりが自分の言葉で伝えようとする姿が見られました。



GC類型2年生の発表では、フィリピン・セブ島研修や修学旅行などの経験を通して、視野が大きく広がっていることが伝わってきました。アンケート調査では本校生徒だけでなく、海外の学生にも協力を依頼するなど、調査方法に工夫が見られ、探究の深まりを感じさせる内容でした。



GC類型3年生は、これまで自身が取り組んできた探究活動を、英語を用いて発表しました。3年間の学びの集大成として、自信をもって発表する姿は、後輩たちにとって大きな刺激となりました。



また、3年生探究活動優秀者による発表も行われ、高いレベルの探究に会場全体が引き込まれました。






最後に、防災ジュニアリーダーによる活動報告も行われました。日頃から主体的に取り組んでいる内容が紹介され、防災を「自分ごと」として捉え、行動している姿勢が伝わる発表となりました。



第2部では、神戸大学教授 石川慎一郎先生をお迎えし、基調講演および講評をしていただきました。



探究活動を「なぜ行うのか」という根本的なお話から始まり、生徒の発表に対する具体的な講評までをお話をいただきました。特に「オハイオ」という言葉を用いて語られた、「面白く初めてで、意義と驚きのある探究」という視点は、生徒たちにとって強く印象に残るものとなりました。

今回のESD発表会を通して、生徒たちは探究することの面白さや難しさ、そして学びを社会につなげていく意義を改めて実感したことと思います。今後の学びの中で、今回の経験がさらに深まっていくことを期待しています。


企画広報部

2025-12-17

2025年度ESD発表会1日目を行いました

ESD発表会の1日目が無事に終了しました。これまで各学年が積み重ねてきた探究活動の成果を発表する場として、生徒一人ひとりの学びや成長が感じられる一日となりました。


1年生は、園田学園大学と連携して取り組んだリユースプロジェクトについて発表を行いました。大学の先生や県民局の方からの助言を受けながら、実践を交えて学んできました。今回の発表では、活動の内容だけでなく、自分たちが感じた課題や気づき、今後につなげていきたい思いについても、自分の言葉で伝えようとする姿が見られました。



2年生は、1学期に地域の方々をお招きして実施した「明峰の学び」を通して、自身の問題意識や興味・関心を見つめ直すところから探究をスタートさせました。その後、2学期からはグループに分かれ、関心を持ったSDGsの各トピックについて調査・分析を行い、解決策や提案を探究してきました。発表では、資料の工夫や役割分担、聞き手を意識した話し方など、グループで協力しながら探究を深めてきた成果が随所に表れていました。



3年生は、これまでの学びを土台に、個人で探究活動を進めました。テーマ設定から調査、考察、まとめに至るまでを一人で行い、その成果をポスターにまとめてプレゼンテーションを行いました。自分自身の関心を社会課題と結びつけ、根拠をもって自分の考えを述べる姿からは、これまで積み重ねてきた探究学習の集大成としての成長が感じられました。


本日は、各学年の発表会の中で特に優秀だった代表グループおよび代表生徒がプレゼンテーションを行いました。体育館では1年生・2年生の代表発表が行われ、各教室では3年生による個人発表が実施されました。発表を聞く生徒たちも真剣な表情で耳を傾け、互いの学びを共有する貴重な時間となりました。



ESD発表会は、探究の成果を発信する場であると同時に、他者の考えに触れ、自分の学びを振り返る大切な機会でもあります。1日目を通して、生徒たちが社会課題を「自分ごと」として捉え、主体的に学び続けようとする姿勢を強く感じることができました。

2日目の発表でも、さらに多くの学びと気づきが生まれることを期待しています。 


企画広報部

2025-12-16

49回生 球技大会を行いました

49回生が球技大会を実施しました。天候にも恵まれ、予定通り開催することができました。
男子はグラウンドでサッカー、女子は体育館でバスケットボールに取り組み、それぞれ白熱した試合が繰り広げられました。

試合中は、仲間を応援する声や歓声があちこちから聞こえ、会場は大いに盛り上がりを見せていました。勝敗に一喜一憂しながらも、最後まで全力でプレーし、互いに声を掛け合う姿が印象的でした。



男子優勝は5組、女子優勝は3組でした!おめでとうございます!

今回の球技大会は、クラスや学年の仲間との絆を深めるとともに、心身のリフレッシュにもつながる貴重な機会となりました。この経験を、今後の学校生活にも生かしてくれることを期待しています。


地域清掃活動を行いました

通学路を含む地域を清掃し、日頃からお世話になっている地域への感謝の気持ちを、行動を通して伝えることを目的とした取り組みです。

生徒たちにとって、自分たちが毎日利用している場所を見つめ直し、地域の一員としての意識を高める貴重な機会となりました。



当日はクラス単位で活動し、本校周辺の公園まで歩きながら、落ち葉や空き缶などのごみ拾いに取り組みました。クラスの仲間と会話を交わしつつも、責任感をもって清掃に向き合う様子から、日頃の学校生活で培われてきた協調性を感じることができました。



また、普段は何気なく通り過ぎている通学路や公園に目を向けることで、地域の環境や公共の場を大切にする意識が芽生えたように感じられます。

今回の地域清掃活動を通して、生徒たちが地域への感謝の気持ちを改めて認識するとともに、仲間と協力することの大切さを学ぶ機会となりました。

これからも地域への感謝の気持ちを大切にしていきたいと思います。


企画広報部

2025-12-12

「お米de部活応援!プロジェクト」に参加しました。

 本校は「お米de部活応援!プロジェクト」に参加しました。

その一環として3時間目には全校生徒を対象とした管理栄養士の方による講話を実施しました。今回の講話では、日々の食生活が学習や部活動のパフォーマンスにどれほど影響するのかをなどをお話しくださいました。


特に印象的だったのは、高校生が1日に必要とするエネルギー量についての説明です。

多くの生徒が「自分は十分に食べている」と思っていたようですが、実際は成長期にある高校生は想像以上に多くのエネルギーを必要としており、現在の食事量では足りていないケースが多いことを知り、驚いた様子が見られました。

日々の学習や運動量を支えるためには、バランスの良い食事と“しっかり食べること”が欠かせないという気づきを得たようです。


さらに、部活動に取り組む生徒にとって重要な“補食”についても丁寧に教えていただきました。練習前後に小さなエネルギー補給を行うことで、集中力の持続やけがの予防、パフォーマンスの向上につながること、また補食を取るタイミングやおすすめの食品についても具体的なアドバイスをいただきました。


今回の講話は、生徒たちが自分の体と向き合い、日々の食事が心身の成長に直結することを改めて理解する貴重な機会となりました。


放課後には、部活動に取り組む生徒たちが、実際に“補食”としておにぎりを食べる時間を設けました。今回のおにぎりは、家庭科部の生徒と3年生のボランティア生徒が心を込めて握ってくれたもので、プロジェクトでいただいた兵庫県産のお米を使用しました。


温かいおにぎりを食べながら、生徒たちは「おいしい!」と笑顔で頬張り、あっという間に食べ終えていました。中にはお気に入りのふりかけを持参して楽しむ生徒もおり、思い思いのスタイルで補食を味わう姿が印象的でした。


また、「おかわりほしい!」という声が多く上がり、おかわり分をめぐってじゃんけんで勝負するほどの盛り上がりに。和気あいあいとした雰囲気の中で、食を通じた生徒同士の交流が生まれ、講話で学んだ“食べることの大切さ”を実感する時間となりました。


今後も生徒一人ひとりが健康に、そしてより良いパフォーマンスで学校生活を送れるよう、食育や健康教育に取り組んでまいります。


企画広報部


2025-12-09

第49回兵庫県高等学校総合文化祭書道展が行われました

 117日(金)〜9日(日)

神戸市の原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館分館)において

49回兵庫県高等学校総合文化祭書道展が行われ、本校書道部も参加しました。



明峰書道部として搬入から参加し、他校の書道部との交流を行ったり、作品を見て学ぶことができました。

部員は他校の生徒とも力を合わせて搬入作業を真剣に行いました。

 

教頭先生や校長先生にも足を運んでいただき、作品をご覧いただきました。

また保護者の方々をはじめ、たくさんの方々に作品を見ていただくことができました。

ありがとうございました。

 

また来年へ向けて練習を重ねていきます。

 

書道部顧問

 

書道部が第五回全国高等学校パフォーマンスグランプリ近畿地区大会へ出場しました

 1011日(土) 

本校書道部が、イオンモール伊丹昆陽で行われた第五回全国高等学校パフォーマンスグランプリ近畿地区大会へ出場しました。

 

部員が0人だったところから復活させ、ここまで力を合わせて創ってきた書道部をつなげていきたいという思いから、「繋ぐ」をテーマに作品を揮毫しました。

 




部員にとって学校外で披露した初めての舞台でした。緊張もありましたが、ご家族や先生方が応援に駆けつけてくださり、たくさんの観客に見ていただきながら、部員たちの思いを表現した作品を披露することができました。

応援してくださっている保護者のみなさま、先生方、いつもありがとうございます。

これから先も書道部の伝統を創っていってほしいと思います。

 

書道部顧問