2021-03-25

2年ぶりにGCスプリングセッションを行いました!

2021年3月20日(土)~22日(月)

GC類型の生徒を対象に「GCスプリングセッション」を開催しました。

 

GC類型だけに開講される授業「GCⅠ」への橋渡しとして

開催している1年生向けのプログラムですが、昨年はコロナウイルスの影響で

開催できず、今年度は2年ぶりに1・2年生合同で行いました。(2年前の様子はこちら

 


初日、緊張した面持ちで集合。

「うまく話せるかな」「緊張するけど、自分の世界を広げたい」そんな声を

聞いているうちにファシリテーター・留学生とご対面。

各会場にはファシリテーター1名、5・6人のグループに1人の留学生がつき、

日間で様々なプログラムをこなしていきます。


事前課題確認の様子


ファシリテーターによるプログラムの趣旨説明


 

不安だという声がありましたが、始まってみると、最初の緊張はすぐさまなくなった様子。

終始笑顔が絶えません。

ファシリテーターから提示された単語をグループメンバーにジェスチャーで伝えたり、

会場全体でジャンケン大会を行ったり。



 

少しずつ緊張がほぐれてきたところでオープニング終了。

いよいよ本格的にプログラムへ入っていこうとしたとき、

ある言葉がファシリテーターから発せられました。


「今日のテーマは「Positive」。だからこそ、失敗を恐れないで。

間違った英語でも大丈夫。失敗はあなたが成長する上でとても喜ばしい出来事です。」


その言葉に背中を押されたのか、はじめは不安を感じていた生徒も少しずつ

英語を話すようになっていきました。





午後からは1日目のテーマである「Positive」について、深く考察していきます。

自分の体験談を交えたりして、言いたいことはたくさんあるのに、なかなか伝えられないもどかしさを感じているようでしたが、留学生やグループメンバーと助け合い

必死に伝えようとする前向きな姿勢が幾度となく見られました。





そんな時、生徒たちは事前オリエンテーションで伝えられていた

コミュニケーションにおいて言語以上に力を持っていることがある

「非言語」(表情・ジェスチャー・姿勢など)の大切さを体感したと思います。

 


日目。

あいにくの雨となりましたが、生徒たちは昨日にも増して、

晴れやかな面持ちです。


午前中のテーマは「My identity」。

昨日とは違う留学生とともに、ディスカッションしていきます。

自分とはどのような人間なのか、一度は深く考え、自身を見つめることは

自己形成において大変重要です。

また、他者から見た自分を知ることで新たな一面を発見することもできます。

人は生きていく上で、いつも「誰か」という存在に多くのことを気づかされます。

そのような他者との関わりの中で生まれる、多くの気づきを経て「My identity」が

よりくっきりと分かるのではないでしょうか。




初日よりも自らの考えを述べる場面が多くなり、その議題について英語で話さなくては

ならず、初めはたじろぐ生徒も数人見受けられました。


しかし、諦めず懸命にくらいついていけたのは、

失敗を恐れない「Positive」な発想を1日目に習得したからではないかと思います。



 

昼休憩にはグループごとに集合写真を撮影しました。

3日間のプログラム折り返し地点ということもあって、

すっかり留学生と打ち解け、緊張もほぐれてきた様子でした。

とてもいい表情です。



 

午後からは「My identity」を見つめたうえで、「Leadership」について

ディスカッションしていきます。


テーマが変化しているようで、実は連続性があることに気がつき始めた生徒たち。

日間の内容も活かしながら、グループで意見を共有していきます。


だんだんと英語を話すことに抵抗がなくなってきたようで、

「時間が経つのがとても早かった!」

「明日で終わるのは悲しい」

「もっと留学生とコミュニケーションを図りたい」などの

前向きな声が多く聞かれました。

 



そして迎えた最終日。

朝早い集合にも関わらず、元気いっぱいの明峰生です。

最後のテーマは「高齢化社会について」。

テーマが社会問題とあって、ディスカッションでは専門用語も多く使われるようになりました。

そして午前中はグループ発表がありました。

ファシリテーターから提示された「ポスターはシンプルにまとめる」というルールのもと、グループごとに要旨を簡潔にまとめていきます。



留学生からは相手に伝わる話し方、速度、身振りなどプレゼンで必要なスキルを

きめ細かに指導していただきました。

言語能力はもちろんですが、アイコンタクト・ジェスチャーなど非言語能力も

日間で本当に大きく成長しました。


 


いよいよ個人プレゼンテーションです。

テーマはこの3日間で学んだこと、将来のゴールや目標を一人ずつ発表していきます。

初日は緊張し、たどたどしい様子でしたが、見違えるほど堂々と前に立ち、

自らの言葉でプレゼンテーションする様子に教員・ファシリテーター・留学生、

何より生徒自身が一番驚いたことと思います。間違えることを恐れない。

幅広い知識と、相手とコミュニケーションしたいという意思さえあれば、

語の壁は乗り越えていけることを感じた3日間でした。




最後に留学生から修了証が贈呈されました。


あっという間の3日間も一区切りかと思いきや、

生徒たちがサプライズでファシリテーターと留学生に

色紙を準備していました。

とても喜んでくださり、涙する場面もありました。





今回のプログラムを通じて、一回り二回り成長した生徒たち。

コミュニケーションに対してこれからも貪欲であり続けてほしいです。

自らの世界をより広げるためにも、知識を取り込み、自分の中に落とし込んでいく

必要性を感じたことと思います。

持続的な学びを行い、学校をけん引していくような存在になってくれることを

願っています。

 


兵庫県立川西明峰高等学校

企画広報部

 

 

2021-03-23

3学期終業式を行いました。

3月23日(火)
3学期終業式を行いました。
2学年が体育館に揃ったのは今年度最初で最後となりました。

初めに校長式辞。
校門には去年よりも早く桜が咲き始め、春の訪れを感じます。



今年度はコロナウイルスの影響を受け、当たり前が
いかに恵まれていたことなのか思い知らされた1年となったのではないでしょうか。
年度の締めくくりとして、「当事者意識」という言葉を
送りたいと思います。
人とのかかわり方に変化があったからこそ、自分事として
物事に向き合う重要性を考えるようになりました。
無限の力を持っている明峰生には、「明峰PRIDE」を胸に、
人や地域に優しく接することができる心豊かな人になってほしいと思います。





続いて表彰伝達がありました。短い3学期中にも明峰生は
多くの場面で活躍してくれました。
おめでとうございます!




最後に生徒指導部長より。
新入生を迎えるにあたり、良い手本となるように
身だしなみ・交通マナーを今一度見直すように。
また、SNS等でのトラブルが増えているので、
画面の向こう側にいる人を思いやる気持ちを忘れずに。




春休み、身の回りの安全に注意しながら過ごしましょう。

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部



手作り絵本コンクールにてこどもの館奨励賞を受賞しました!

県内から477点応募があった「手作り絵本コンクール」で本校43回生の(2021年3月卒業)
丸富世奈さんが、こどもの館奨励賞を受賞しました!

本校からコンクールへのエントリーは初めてでしたが、入賞することができ
教職員一同大変うれしく思います。
作品は姫路市にある兵庫県立歴史博物館に1年間展示される予定です。
写真は本校からほど近い幼稚園で受賞生徒が実際に読み聞かせを行っている様子です。





入賞、本当におめでとうございます!

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部


2021-03-19

薬物乱用講演会を行いました。

3月19日(金)
1・2年生を対象に「薬物乱用防止講演会」を行いました。
講師には近畿厚生局麻薬取締部の方をお招きしました。



最近では若年層の薬物使用が後を絶ちません。
「1度だけなら」そんな軽はずみな気持ちが人生を狂わします。
自分はやらない。そんな誘いには乗らない。
他人事のように感じているかも知れませんが、
思いのほか近いところに危険が迫っていることも事実です。


しかし、高校生にもなれば、自らの意思で物事を選択できます。
選択科目、類型選択、進路選択など様々です。
そこに「薬物を使うか使わないか」という選択肢が入ってこないことが1番ですが、
もし選択に入ってきたとしても、強い意志できっぱりと断りましょう。

過去の選択を悔いても、そう簡単には抜け出せないのが
薬物の恐ろしいところです。

今回の講演会で学んだことを胸に、日頃から危機管理を
行ってほしいと思います。

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部






2021-03-17

2年(44回)生が球技大会を行いました!

3月17日(水)
昨日の1年生に引き続き、2年生も球技大会を行いました。

今日は雲一つない空が広がっていました。
春の訪れを感じる暖かな陽ざしがグラウンドに
降り注ぎます。


男子はサッカー、女子はバスケットボールです。
それぞれで白熱した試合が繰り広げられました!
振り返ると、昨年の冬の球技大会は新型コロナウイルスの影響で中止となり、
開催されませんでした。
生徒からは
「寒いけど、動いていると汗をかいて気持ちがいい」
「頭がスッキリした」という声がありました。

これからも、適度に身体を動かし心身の健康を保ってほしいと思います。





サッカーの優勝は1組、バスケットボールの優勝は2組です!
おめでとうございます!
3年生に向けて
切り替えを上手くして、文武両道を目指しましょう!

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部


2021-03-16

1年(45回)生が球技大会を行いました。

 3月16日(火)

1年(45回)生が球技大会を行いました。


女子はバスケットボール、
男子はサッカーです。

各クラス、メンバー編成や戦略を充分に練りながら戦いました。





クラスメイトや友人たちを応援しながら、笑顔で素敵な時間を過ごしました。


バスケットボールの優勝は2組、サッカーの優勝は4組でした。

おめでとうございます!


適度に体を動かして、心身ともに健やかでいましょう。


兵庫県立川西明峰高等学校

企画広報部

2021-03-10

進路別ガイダンスを行いました!

3月10日(水)
1・2年生を対象に進路別ガイダンスを行いました。

卒業していった先輩の姿に1・2年後の自分を重ね合わせ、
進路について今まで以上に本気で考える時間が増えました。
今回は先月卒業したばかりの先輩が来てくれ、
合格に向けて取り組んだこと、苦労したことなどを赤裸々に語ってくれました。




文系大学、理系大学、看護・医療など全7分野に分かれ、
英単語はこの本を使いました!や、苦手科目の克服方法など
今後参考になることを多く伝えてくれました。
その中でも1番多かった意見は
「日頃の蓄積が大切。コツコツと積み重ね、早めに準備しておくこと。」でした。



今回のガイダンスを聞き、
「なんとかなるでしょうでは受からない。さらに頑張ろうと思えた。」
「具体的に何をすればいいか少しずつ見えてきました。」
「後悔しないためにも、今一度気合を入れて志望校・目標に向けて努力する。」
「1日10時間勉強していると聞いて、自分の勉強時間も増やしていこうと思った
。」
など、前向きな意見が多く見受けられました。

ガイダンス後はもっと話を聞きたかった、帰ってから早く進路先について調べたい!
など学年全体の士気の高まりを感じました。
新学年に向けて一致団結し、みんなの未来が輝かしいものになるように
教員も一丸となり、サポートしていきます!

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部

2021-03-09

防災LHR・今年度3回目の避難訓練を行いました!

3月9日(火)防災LHRと避難訓練を行いました。
昨年度より訓練回数を1回多く設け、
備えておくことの大切さを年間を通じて学びました。
今回は1・2時間目に災害協力シミュレーションゲーム ダイレクトロードを行いました。
1年生は「内陸の町」、2年生は「海辺の町」をモデルに
それぞれの場所で想定される災害とは。
その時、自分たちに出来ることは何か。
グループに分かれて、人命救助を念頭に最適な方法を模索しました。

まずは担任の先生から、説明を聞いて……


グループに分かれて、開始です!
個人に配られたカードには町に関する様々な情報が書かれています。
しかし、その情報は自分以外に見せることはできず、
口頭で共有もしくはグループに1枚渡された町の地図に書き込むことしかできません。
協力体制が不可欠です。




こういう時はどうするべきか?これでは危なくないか?
迷ったり分からない時は先生を呼んで、ヒントをもらいながら進めていきます。



生徒たちは多くの注意ポイントに気を配りながら、
「避難呼びかけ」「消火」「救助」「救護」の指示をクリアしていました。
活動の中で、
自分の住む地域ではどこに消火器が設置されているか事前に把握しておく。
近隣で高齢者がいれば、人命救助を優先しながら安全な救護を行う。
車での避難は危険を伴うため、徒歩での避難を呼びかける。
など、災害が起きたときに自分がすべき行動を
グループで共有しながら、防災意識を高めました。



3時間目は1・2時間目の活動を活かし、避難訓練を行いました。
サイレンが鳴ると机の中に頭を隠し、出火場所を聞きます。



今いる教室から火災現場を通過せずにグラウンドまで避難するには
どのルートが最適か考え、それぞれの状況に応じた避難ルートで
避難しました。

集合後、水消火器を使い、消火訓練です。
教員も生徒に混ざって一緒に訓練を行いました。
起こっている状況を大きな声で周囲に知らせることは、助けを呼ぶのにも
大変有効的な方法です。
「火事だー!火事だー!!」


1・2時間目のダイレクトロードでも出題された消火器の扱い方。
合言葉は「ピン・ポン・パン」。
実演した生徒は、重たい消火器を扱う難しさも体験しました。


最後に校長より。
「訓練だからではなく、訓練だからこそ様々なことに気を配り、頭を使い、
災害に直面した時に適切な行動がとれるようにしてほしい。
いつどこで災害と遭遇するか分からないからこそ、
日頃から防災に対するアンテナを高く持ってほしい。」

近い将来、巨大地震南海トラフ地震が日本を襲うと言われています。
何事にも通ずることですが、特に災害の多い日本では「備えあれば憂いなし」。
いつも、今ここで災害にあったらどうするべきかと考えておくことは
いざという時に自分も、そして周りの人の命も救うことができます。

常に防災意識を高く持ち、命を守る行動が取れるようにしましょう。

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部


2021-03-05

本校の学校紹介動画、「優秀賞」受賞!


兵庫県教育委員会が主催する「中学生に届け!県立学校紹介Good Movieコンテスト」にて、本校の学校紹介動画が優秀賞を受賞しました!


以下、審査コメント。

・リアル、憧れ、フレンドリー、全てがバランスよく融合している。

・作り手の楽しさが伝わり、それが学校の雰囲気を表現している。

・自然体で撮影されていて、高校生らしさがあふれ出ており、微笑ましいインタビューもとても良かった。

・リアルな音声とともに、2人の生徒の等身大の案内が親近感を持たせることにつながっている。

・生徒目線で学校の隅々まで紹介されており、導入からラストまで興味をかき立てる構成である。


受賞した動画はYouTubeにて公開しております。

是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=8N-yzuLoRd8&t=1s


(その他の動画はこちら。)

兵庫県立川西明峰高等学校

企画広報部

高1(45回)生のGC類型、オンライン留学の奨学金獲得!

 この度、GC類型高1(45回)生がiLEAPが提供するJAYLIユースイニシアチブに参加させていただくことが決定しました!


"自身の内と外にある資源を生かして、目的のある人生を追求し、より良い社会づくりを促進する、グローバルなマインドを持った次世代リーダーを育てることをミッションとしています。2008年の創立から、iLEAPは国際教育とリーダーシップ開発の分野で活動し続けています。- iLEAP公式ホームページより引用"


本校生徒が参加する、JAYLI(Japanese American Youth Leadership Initiative )ユースイニシアチブは、在米日系人と日本の若者との繫りを強めるために実現した奨学金プログラムです。参加費用が全額支給されるため、参加者の金銭的負担は一切ありません。

3月13日から4月11日までの10日間で、iLEAPの方々とWestern Washington UniversityによるEnglish for Transformational Leadershipの講座をオンラインで受講します。


受講する講座は、Western Washington Universityが特別に作った語学講座で、英語のライティング・理解力・スピーキングの自信をつけると同時に、リーダーシップに必要な語彙に焦点を当てて学ぶことで、参加者が自身の夢や目標を達成しやすくなることを目的としています。


本プログラムへの参加を希望した本校生徒とは、入学当初から高校在学中に留学にいきたい想いを共有してきましたが、このコロナの状況でなかなか海外に行けない状況にありました。

海外の大学が提供する本格的なプログラムをとおして、国内にいながらもグローバルキャリアに結びつく学びを楽しんで欲しいと教職員一同願っています!



兵庫県立川西明峰高等学校

企画広報部

2021-03-04

高2(44回)生のGC類型、兵庫県の未来について考える!

3月2日(水)
2年(44回)生のGCI履修者を対象にビジョン若者出前講座を行いました。

「ビジョン若者講座」とは、
『これからの社会の担い手となる若い皆さんとともに、兵庫県の未来を一緒に考える機会』を得るために、兵庫県企画県民部ビジョン局ビジョン課の方々に本校にお越しいただき、兵庫県や地域の社会的な課題について、職員の方々と意見交換をする場です。

まずは、どのような課題について話し合うのか、その課題についてどのような視点があるのかといったことについて、事前準備を行いました。


県職員の方に来ていただき、今回の趣旨説明や「ビジョン」に関してのお話をしていただきました。
生徒たちの顔は真剣そのもの。それぞれに一つの正解のない問いを掲げ、思考を巡らせました。
個人作業が終わった後は、グループに分かれてディスカッションを行いました。
今回は「実現可能性は考えなくても良い」という前提であったため、誰かが一見突拍子もない意見を言ったとしても、みんなはそれを決して否定することなく、むしろそれを発展させるような形で次々と面白く興味深いアイディアが飛び交っていました。


各グループで話し合った内容を、代表者が発表しました。
・「川西にも大型複合施設を設ける」
・「川西近隣にもっと効率の良い公共交通機関や物流手段を整備する」
・「全ての人が、どこでも手軽にネットにつながる環境を整える」
・「街の景観を整えて、観光客を増やす」
・「川西市や兵庫県の最低賃金が安いので労働力が大阪に流れているので改善する」
・「LGBTQに対する偏見や先入観はまだまだ多いので、対応策を考える」
など

短い時間の中で活発な議論がなされ、それを相手に伝わるような工夫もできていました。


最後に、本日の講評をしていただきました。


本日明峰生が話し合ったことが、何かの形で地域社会や兵庫県のためになるのであれば、素敵なことです。

更に知識や経験を増やして、成長を続けていきましょう。


兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部