本校は「お米de部活応援!プロジェクト」に参加しました。
その一環として3時間目には全校生徒を対象とした管理栄養士の方による講話を実施しました。今回の講話では、日々の食生活が学習や部活動のパフォーマンスにどれほど影響するのかをなどをお話しくださいました。
特に印象的だったのは、高校生が1日に必要とするエネルギー量についての説明です。
多くの生徒が「自分は十分に食べている」と思っていたようですが、実際は成長期にある高校生は想像以上に多くのエネルギーを必要としており、現在の食事量では足りていないケースが多いことを知り、驚いた様子が見られました。
日々の学習や運動量を支えるためには、バランスの良い食事と“しっかり食べること”が欠かせないという気づきを得たようです。
さらに、部活動に取り組む生徒にとって重要な“補食”についても丁寧に教えていただきました。練習前後に小さなエネルギー補給を行うことで、集中力の持続やけがの予防、パフォーマンスの向上につながること、また補食を取るタイミングやおすすめの食品についても具体的なアドバイスをいただきました。
今回の講話は、生徒たちが自分の体と向き合い、日々の食事が心身の成長に直結することを改めて理解する貴重な機会となりました。
放課後には、部活動に取り組む生徒たちが、実際に“補食”としておにぎりを食べる時間を設けました。今回のおにぎりは、家庭科部の生徒と3年生のボランティア生徒が心を込めて握ってくれたもので、プロジェクトでいただいた兵庫県産のお米を使用しました。
温かいおにぎりを食べながら、生徒たちは「おいしい!」と笑顔で頬張り、あっという間に食べ終えていました。中にはお気に入りのふりかけを持参して楽しむ生徒もおり、思い思いのスタイルで補食を味わう姿が印象的でした。
また、「おかわりほしい!」という声が多く上がり、おかわり分をめぐってじゃんけんで勝負するほどの盛り上がりに。和気あいあいとした雰囲気の中で、食を通じた生徒同士の交流が生まれ、講話で学んだ“食べることの大切さ”を実感する時間となりました。
今後も生徒一人ひとりが健康に、そしてより良いパフォーマンスで学校生活を送れるよう、食育や健康教育に取り組んでまいります。
企画広報部