2018年11月7日(水) グローバルコミュニケーション講演会を実施しました。
対象は全校生徒、全職員。
保護者の方も足を運んでくださいました。
5時間目は、3学年にわたり、それぞれの学年の代表者によるプレゼンテーション。
3年生は、グローバルキャリア類型での課題研究発表
『なぜ日本の生徒は消極的になるのか
-オーストラリア姉妹校短期留学派遣を経て - 』
2年生の自然科学類型に所属する生徒からは、この夏のワシントン大学での国際学会の報告をされました。
1年生からは、
『海外でしか出来ないボランティア
-マレーシアでのボランティアを経験して-』。
≪類型≫と≪学年≫をこえた発表がなされました。
学年代表3人の発表の後、
川西明峰がもつ海外とのつながりが、教員より紹介されました。
その中でも生徒の関心を引いたのは、
・国が推進する【トビタテ!留学JAPAN】
・昨年度から実施のGCスプリングセッションを深化させた【エンパワメントプログラム】
それぞれの案内チラシを全校生徒に配布し、
さっそく申し込みの動きがでてきています。
そして6時間目は、
題して、『パタゴニアの考える責任ある企業』。
日本支社長の辻井隆行氏による、
会場とインタラクティブな講演会を実施。
関東より、はるばる本校までお越しいただきました。
生徒に変化が見られた半日。
講演会後の本校生徒の感想
◆「パタゴニアの考える責任ある企業」
『買い物をするときは、ついつい安いものを買いがちですが、その安さの裏には苦しい思いをしている人たちがいることを初めて考えました。これから生きていく中で、環境問題にもちゃんと向き合っていかないといけないと気づきました。(高3生)』
『自分自身のやりたいことから仕事につながっていったことはすごいなと思いました。Once in a Life time. 人生に1度というのは確かにそうで、やりたいと思ったことを勇気をもって挑戦していけるようになりたいと思いました。会社のことだけでなく環境にも目を向けていることがすてきな会社だなと思いました。(高2生)』
『辻井社長の、商品の購入は企業に対する投票権だという言葉はすごく衝撃でした。そのような考え方ができる人間になりたいと思いました。辻井社長のような良い人間になれるように頑張ってみようと思います。(高1生)』
◆「なぜ日本の生徒は消極的になるのか- オーストラリア姉妹校短期留学派遣を経て - 」
『周りに合わせると変な目で見られることもなく、何か考える必要もなく楽だけど、それが本当に自分なのかということに共感できた。ただ、実際にやろうとすると、やはり自信の無さからなのか、恥ずかしいという感情が出てしまうのが事実である。今から少しずつでも自信をつけて、社会に出るまでには、自分を表に出せるようにしたい。(高3生)』
『先輩はテーマについてのアンケートをたくさんとってて、それをグラフにわかりやすくまとめてて、自分の考えをしっかり述べられてたので、素晴らしいと思いました。(高2生)』
◆ 「ワシントン大学での国際学会の報告」
『自分の好きなことをつきとめていった結果、英語につながったということがとても印象に残りました。どこに行っても求められる力であり、勉強する意味を見いだせたように感じました。(高3生)』
『自分は英語が苦手で「ずっと日本にいるから英語なんて必要ない」と自分から逃げていましたけど、いつこのようなことに出会えるかわからい世の中になっているので、そのチャンスを逃さないように英語を学びたいと思った。(高2生)』
◆ 「海外でしか出来ないボランティア -マレーシアでのボランティアを経験して-」
『マレーシアの村に行って、文化や、その土地の環境の話を聞けて良かった。私は高3でそのようなボランティア活動のことを知らなかったまま過ごしてきたので、うらやましいし、悔しかったです。(高3生)』
『同じ部活でよく話を聞いていたけど、行く前からマレー語の勉強をしたりと大変なのに、向こうに行って1週間も過ごせたのはすごいと思った。話を聞く限りすごく楽しそうで不安もあるけれど、やりがいがありそうなので、いつか自分もしてみたいと思った。(高1生)』
川西明峰は、チャレンジ精神を応援します。
兵庫県立川西明峰高等学校 企画広報部