2018年3月22日(金)~27日(水)
GCスプリングセッションを実施しました!
GCスプリングセッションは、
高2生からGC類型にすすむ生徒を対象とした企画です。
昨年は、本校教員による実施でしたが、
今年は、ISAさんと連携することで、
川西明峰に海外からの留学生が11名も来ていただきました。
新高2GC類型生徒だけでなく、新高3生も、
そして先日卒業した卒業生からも参加希望があり、
総勢55名の申し込みがありました。
3月22日(金)
オリエンテーションを実施。
ISAの方から、
今後社会で求められる力を中心とした講演。
その後、カードゲーム 2030SDGsをとおして、
SDGsの理解を深めました。
3月25日(月)
いよいよ海外からの留学生とご対面。
カナダ、パキスタン、アゼルバイジャン、コロンビア、スーダン、イラン、サウジアラビア、ガーナ、
フィリピン、メキシコ、シリアから
日本の大学や大学院に留学している人たちが、
川西明峰高校に。
はじめてお会いする国籍の方々ばかり!
生徒用iPadも使いながら、会話が弾んでいきます。
会場がいつの間にか英語だけが響き渡る
空間へと代わっていきました。
3月26日(火)
なぜ東大や筑波大、早稲田大学などに
留学をしにきているのか。
留学での学びがSDGsとどのように関わっているのか。
海外留学生によるモデルプレゼンからスタート。
海外留学生との生活も2日目になってくると、
明峰生自ら話しかける場面があちこちのグループで見受けられるようになってきました。
それぞれのグループで、SDGsの達成に向けて明峰生ができることを英語で考えてゆきます。
最終日のポスター発表に向けて、
プログラム終了後も残って準備を進めるグループがみられました。
3月27日(水)
最終日
まずは、グループごとに、プレゼンテーション。
そして、
最後の個人スピーチ。
自分の夢、そしてどのように社会に貢献してゆくのかを英語で発表。
最後の発表には、保護者の方々にも見に来ていただきました。
発表の順番も、自分たちで決める。
短い準備時間にも関わらず、
スピーチ原稿を覚えている生徒が大半を占め、
この4日間での成長を感じさせてくれました。
参加者全員が最後までプログラムをやり遂げることができました。
スピーチの後は、グループリーダーから
修了書の授与。
そして、明峰生からもグループリーダーに向けて、
メッセージカードが渡されました。
GCスプリングセッションで、
明峰生はまた新たな可能性が広がりました。
『最初はとても不安でしたが、とても楽しかったし、ジェスチャーや単語だけでも頑張れば伝わることがわかりました。自分もはやく話せるようになって留学生ともっと話したいと思いました。海外の人々は本当にフレンドリーでこの3日間話をしていて、すごく楽しかったです!!』
『今回聞いたことのない国の人がいたりして、たくさんの考えを発見できました。グループリーダーの中には同じ言葉でも言い方、発音が違ったりしていて、とてもいい経験になりました。グループリーダーはみんな日本のことをよく知っていたのに、自分はあまり知らなかったことが少しショックでした。これからは他国の文化をたくさん知っていけたらいいなと思いました。』
『やっぱりコミュニケーションはとても大事だと思いました。初めて海外の方たちと関わってみて、積極性の違いやジェスチャーの有無の大切さがいろいろ学べました。留学生たちはプレゼンがあるごとに「ミスを恐れないで!」とか「シャイにならないで!!」とか言ってくれました。これからはこのGCスプリングセッションを思い出して頑張っていこうと思えました。英語も前よりも楽しいと思えたし、とても良い刺激になりました。』
海外留学生を交えた英語学習をとおして、
プロジェクトの達成に向けて、他者と協力する姿勢、
聴衆を惹きつけ、自分たちの想いを伝えるプレゼンテーション技術、
一歩前に踏み出すチャレンジ精神、
高校卒業後も活きてくる力が、
GC類型生徒を筆頭に身についてきています。
川西明峰は、学びに向かう力を育みます。
兵庫県立川西明峰高等学校
グローバルキャリア委員会