2022-04-11

入学式を挙行しました!

 4月8日(金)

第47回入学式を行いました。

うららかな春の日に、新入生が登校してきました。

晴れやかな笑顔で校門をくぐっていく姿が印象的でした。


厳粛な雰囲気の中、入学式が始まります。

入学許可後、学校長式辞です。以下全文を掲載します。



日に日に暖かさが増し、校内の桜も今まさに満開を迎えています。新型コロナウイルス感染がまだまだ収束しない中ではありますが、本日ここに兵庫県立川西明峰高等学校第47回入学式が、このように盛大に挙行できますことは、この上ない喜びであります。
 ただいま入学を許可いたしました二百五十一名の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんを本校の第47回生としてお迎えできますことを、在校生、教職員とともに、大いに喜んでいます。
 本校は、昭和51年に創立され、今年で47年目を迎えます。校歌にも歌われていますが、本校は猪名川を見下ろす自然豊かな高台にあり、古くは源氏の武士たちが心と体を鍛えた由緒ある修行の場所に立地しています。その心落ち着く静かな環境のもと、創立以来の校訓である「自主」「創造」「礼節」「友愛」を理念として、多くの先輩たちが本校で学び社会へと巣立っていかれました。その半世紀近い歴史の中には、硬式野球部が選抜高校野球大会、いわゆる春の甲子園大会出場という輝かしい実績もあり、本校の誇りの一つとなっています。
 また、本校は昨年度、ユネスコスクールキャンディデイト校の指定を受け、国連が提唱するSDGsを本校の様々な教育活動に反映させています。SDGsというのは、日本語で言うと「持続可能な開発目標」です。貧困の問題、教育の問題、環境の問題、平和の問題など17の解決すべき課題について2030年までに目標を決めて、世界全体で進める地球規模の取組です。自分たちがやっていることは、SDGsのどの項目につながっているのかを皆さん自身が実感できる学びの実現を目指しています。
 ここで、今日から明峰生としてスタートする皆さんに、心がけてほしいことを、三つお話します。
 一つ目は、「人を大切にすること」です。つまり、自分を中心に考えるのではなく、常に相手や周囲の人のことをよく気遣って欲しいのです。友人が悩み困っているのなら、自分から寄り添い救いの手を差し伸べてください。友人が間違ったことをしているのなら、見逃さず正しい方向に導いてあげてください。
 二つ目は、「人への礼儀をわきまえること」です。礼儀といえば大げさですが、普段の学校生活の中で挨拶をしっかりしたり、感謝の言葉を相手に伝えたりすることも、立派な礼儀なのです。自分が「おはよう」と挨拶したのに相手が無言では気分が悪いものです。人のためにお世話をしたのに「ありがとう」の一言がなければ腹が立つものです。
 三つ目は、「人の話をよく聞きくこと」です。これは学校生活の基本です。授業はもちろんのことですが、先生の話は集中して聞いてください。特に、入学当初は、先生から大切な説明が沢山あり、聞き逃すとあとで自分が困ることになります。また、聞いたことは時間がたてば記憶から消えていくものですから、話を聞きながらメモをとり、大切なことは記録として残す習慣を身につけてください。
最後になりましたが、保護者の皆様にお祝いのご挨拶を申し上げます。本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日確かに、お子様をお預かりいたしました。私たちは、大切なお子様の才能・個性をどれだけ伸ばすことができるかに、教育の専門家としての誇りをかけて全力で取り組む覚悟ですが、お子様の健全な成長と豊かな個性を育てていくには、学校と家庭がそれぞれの役割を果たしながら、連携を密にしていくことが大切です。何卒、本校の教育にご理解ご協力を、よろしくお願い申し上げます。
 ご来賓の皆様、本日は公私ともにご多用の中、ご臨席賜りましたこと、心から御礼申し上げます。今後とも本校に尚一層のご支援を賜りますよう、お願いいたします。
結びになりますが、新入生の皆さん。いよいよ高校生活がスタートします。まず自分の目標をしっかり掲げ、その目標に向けひたむきに歩んでいってください。皆さんにとって本校での三年間が素晴らしいものになりますことを心から願い、式辞といたします。


次にPTA会長式辞です。

お祝いの言葉とPTAとしてサポートしてくださることをお話ししてくださいました。


式後、学年団の紹介および学年主任より挨拶がありました。



学年主任より「ミマモルメ」と童謡「にんげんっていいな」を絡めながら、保護者の方と協力していきたい旨の説明をいたしました。



教職員一同、47回生のみなさんの活躍を楽しみにしています。
充実した3年間となるよう、日々を過ごしていきましょう。
本日はご入学おめでとうございます!!

兵庫県立川西明峰高等学校
企画広報部