2時間目から、明峰生全員でホバートの街へ遠足です。カメリア先生の元教え子のJessieがガイド役として同行してくれました。
前回のボノロングへの遠足の貸切バス代やガイド役さんへの謝礼など、全てOgilvie 高校が負担してくれており、学校上げて私たちのステイを歓迎してくれているようでうれしいです。
今回は学校前のバス停から、路線バスで行きます。
明峰生たちは、まだ現地のコインに慣れていなくてバス料金の3.3ドルを出すのにあたふた。
金色と銀色の硬貨があり、大きさもまちまち。大きさが大きいからといって金額が大きいわけでもないのです。
無事全員バスに乗り込み出発。
一緒に乗り合わせたお客さんが、日本に行ったことがある、とスマホに入っている写真をたくさん見せてくれました。
街を歩いていても、
「どこから来たの?」
と聞かれ、明峰生たちは元気に
「Japan!」
と答えますが
「それはわかってるよ、日本のどこ?」
と、日本通の人が結構いました。
タスマニア博物・美術館へ。
タスマニアの野生動物、先住民族の暮らしの展示、入植時の歴史、南極探検の歴史など幅広い分野からタスマニアを理解できる展示がされていました。
ランチは、ウォーターフロントのお店で、フィッシュ&チップス。
オーストラリア仕様なので、軽く大人2人分。
完食できなかった人がほとんど、、、。
みんなで一枚。
その後、サラマンカプレイスへ。ウォーターフロント地区から近い一番賑やかなエリアで、1830年代に捕鯨が盛んだったころの石造りの倉庫群を、外観は残してショッピングスポットになっています。
あまりゆっくりと見て回る時間がなく、名残を残しながら再び路線バスで、学校に戻りました。
寒いですが、お天気に恵まれた気持ちのいい1日でした。
2017-08-04
2017-08-03
【AUS 研修】4日目 日本文化を伝える
今日の1時間目は、
明峰生全員がカメリア先生のGR7(7年生)の日本語の授業に参加させてもらいました。
6チームに分かれてのグループワークです。
まずはアイスブレイクでグループ内で、自己紹介。
今日は明峰生2人+オーストラリア生徒4人のグループ対抗で戦います。
まず、「日本についてどれくらい知ってる?」クイズに挑戦。明峰生は答えを教えてはいけません。
例えば、山の写真が4つ。
富士山の写真はどれか?
(みんな正解していて驚きました)
金閣寺と姫路城と神社の写真を提示し、
「どれも同じように見えるけど、
どれがtemple で、どれがcastle で、どれがshrineか言いなさい」
(オーストラリア生には、どれも同じように見えるのですね。。。)
同時に明峰生は、「オーストラリアについてどれくらい知ってる?」クイズを解きます。
オーストラリアの国旗の星の数や、ここホバートにある山の名前などなど。なかなか苦労していました。
次に3分で何回けん玉の玉を皿に乗せることができるか、グループ対抗で競いました。
1年生に名人級の生徒がいたので、みんなにデモンストレーション。称賛の嵐でした。
最後に折り鶴(folding paper )。
カメリア先生が
「日本人は手先が器用で、いろんな動物が作れる、その中でも特別な意味を持つ動物を知ってる?」とオーストラリア生徒に問いかけ、すぐ正しい答えが出て来ました。
「鶴」です。
「禎子の話を小学校で読んだ人?」には、4分の1くらいが手を上げていました。
これまた、驚きです。
カメリア先生から千羽鶴の説明がありました。
そして1人1羽の鶴を折り、授業が終了しました。明峰生が折り方を教えるのですが、英語で思うように言葉が出せずもどかしい思いをしたようです。いくつかどう言うのか聞かれた表現は、
「惜しい」(けん玉で)→"So close."や"Almost."
「上下逆」(折り紙で)→upside down
明峰生全員がカメリア先生のGR7(7年生)の日本語の授業に参加させてもらいました。
6チームに分かれてのグループワークです。
まずはアイスブレイクでグループ内で、自己紹介。
今日は明峰生2人+オーストラリア生徒4人のグループ対抗で戦います。
まず、「日本についてどれくらい知ってる?」クイズに挑戦。明峰生は答えを教えてはいけません。
例えば、山の写真が4つ。
富士山の写真はどれか?
(みんな正解していて驚きました)
金閣寺と姫路城と神社の写真を提示し、
「どれも同じように見えるけど、
どれがtemple で、どれがcastle で、どれがshrineか言いなさい」
(オーストラリア生には、どれも同じように見えるのですね。。。)
同時に明峰生は、「オーストラリアについてどれくらい知ってる?」クイズを解きます。
オーストラリアの国旗の星の数や、ここホバートにある山の名前などなど。なかなか苦労していました。
次に3分で何回けん玉の玉を皿に乗せることができるか、グループ対抗で競いました。
1年生に名人級の生徒がいたので、みんなにデモンストレーション。称賛の嵐でした。
最後に折り鶴(folding paper )。
カメリア先生が
「日本人は手先が器用で、いろんな動物が作れる、その中でも特別な意味を持つ動物を知ってる?」とオーストラリア生徒に問いかけ、すぐ正しい答えが出て来ました。
「鶴」です。
「禎子の話を小学校で読んだ人?」には、4分の1くらいが手を上げていました。
これまた、驚きです。
カメリア先生から千羽鶴の説明がありました。
そして1人1羽の鶴を折り、授業が終了しました。明峰生が折り方を教えるのですが、英語で思うように言葉が出せずもどかしい思いをしたようです。いくつかどう言うのか聞かれた表現は、
「惜しい」(けん玉で)→"So close."や"Almost."
「上下逆」(折り紙で)→upside down
【AUS研修】4日目 エアメール
一昨日リッチモンドの郵便局で明峰生たちにプレゼントを買いました。教師からのプレゼントは普通生徒にはあまり歓迎されませんが(だいたいは勉強関連です)、喜んでもらえるでしょうか。
その内容は…
タスマニアの固有種のポストカードと日本まで送るための切手です。
この不安定な世界情勢の中、貴重な体験をさせてあげたいと、かわいい我が子たちを不安な気持ちを抑えて送り出してくださった保護者の方々へ、一筆お礼の気持ちを書いてもらいました。
「言わなくてもわかってもらえる」「察する」日本文化ではなく、思っていることを形(言葉)にしてきちんと相手に伝える、ということをオーストラリアに来る前に事前研修でも学びましたが、そのおさらいです。
ほとんどの生徒が照れくさがって、なかなか書けずにいました。
無事ご家族の元に届きますように。
↓リッチモンドの郵便局とポスト
その内容は…
タスマニアの固有種のポストカードと日本まで送るための切手です。
この不安定な世界情勢の中、貴重な体験をさせてあげたいと、かわいい我が子たちを不安な気持ちを抑えて送り出してくださった保護者の方々へ、一筆お礼の気持ちを書いてもらいました。
「言わなくてもわかってもらえる」「察する」日本文化ではなく、思っていることを形(言葉)にしてきちんと相手に伝える、ということをオーストラリアに来る前に事前研修でも学びましたが、そのおさらいです。
ほとんどの生徒が照れくさがって、なかなか書けずにいました。
無事ご家族の元に届きますように。
↓リッチモンドの郵便局とポスト
2017-08-02
【AUS研修】3日目 男子校の木工の授業
今回ご担当者不在のために、引率者チームはNew Town高校(男子校)には入れなかったのですが、ホストブラザーと一緒に授業に入った明峰生から授業の様子を教えてもらいました。
木工の授業で椅子作り。
工具が本格的で今まで見たこともないような、プロ仕様のような機械がたくさんあったそうです。(画像3の壁にずらっと並んでいる工具が見えるでしょうか)
木工室だけでも3つあり、それぞれが自分の作品を作るのですが、タンスやガラス棚なども作るそうです。
自分たちで全て家のメンテナンスやリフォームをするオーストラリアの人たち。倉庫や小屋を自分で建てる人も。学校でその素地作りがしっかりできているのですね。
木工の授業で椅子作り。
工具が本格的で今まで見たこともないような、プロ仕様のような機械がたくさんあったそうです。(画像3の壁にずらっと並んでいる工具が見えるでしょうか)
木工室だけでも3つあり、それぞれが自分の作品を作るのですが、タンスやガラス棚なども作るそうです。
自分たちで全て家のメンテナンスやリフォームをするオーストラリアの人たち。倉庫や小屋を自分で建てる人も。学校でその素地作りがしっかりできているのですね。
【AUS研修】3日目 予定変更
本日は、引率チームと女子も男子と一緒にNew Town高校に授業体験に行く予定でしたが、スージー先生がご病気のため、キャンセルになりました。
スージー先生の代わりに急遽引率チームを迎えに来てくれたのは、去年NewTown高校が明峰に来た時に引率団のうちの1人として一緒に来ていた先生。思いがけない再会です。
「来年も、明峰に行くよ」とのお話しに、明峰とタスマニア姉妹校との絆がこうしてより深まっていくことをうれしく思いました。
今日のランチ。ホストシスターたちと。
お弁当には、大抵リンゴ(日本のサイズの半分くらいのミニサイズです)が皮ごと1個入っていてます。明峰生もオーストラリア風に、リンゴや洋ナシを皮ごと丸かじりする姿が板についてきました。
スージー先生の代わりに急遽引率チームを迎えに来てくれたのは、去年NewTown高校が明峰に来た時に引率団のうちの1人として一緒に来ていた先生。思いがけない再会です。
「来年も、明峰に行くよ」とのお話しに、明峰とタスマニア姉妹校との絆がこうしてより深まっていくことをうれしく思いました。
今日のランチ。ホストシスターたちと。
お弁当には、大抵リンゴ(日本のサイズの半分くらいのミニサイズです)が皮ごと1個入っていてます。明峰生もオーストラリア風に、リンゴや洋ナシを皮ごと丸かじりする姿が板についてきました。
【AUS研修】2日目 遠足 リッチモンド
ボノロングの次にRichmondリッチモンドへ。
リッチモンドは入植当時の建築物が数多く残されている古い町並みの街。
まずは、みんなで沼のカモにパンくずのエサやり。山ほどカモが集まってきました。
カモメも数匹混じっています。
その後自由散策に。
リッチモンドブリッジ。オーストラリアで最古の橋。
風景がジブリの映画のよう。
オーストラリアで最古の教会も。
フォトジェニックな風景ですが、
明峰生たちは、早速広い芝生で、鬼ごっこをして、走り回ったり、
芝生でピクニック、お弁当を食べたり
Lolly shopで色とりどりのキャンティを買ったり、
Bakery(ケーキ屋さん)でホールケーキ(丸ごと1つ)を買ってホストシスターたちと分け合って食
べた生徒も。
明峰生、とにかくよく食べます!
帰りのバスの中では、ホストシスターとの距離がぐっと近くなり、歌や爆笑で大騒ぎ。
清々しいお天気のもと、タスマニアの自然をたっぷり堪能できたいい一日でした。
リッチモンドは入植当時の建築物が数多く残されている古い町並みの街。
まずは、みんなで沼のカモにパンくずのエサやり。山ほどカモが集まってきました。
カモメも数匹混じっています。
その後自由散策に。
リッチモンドブリッジ。オーストラリアで最古の橋。
風景がジブリの映画のよう。
オーストラリアで最古の教会も。
フォトジェニックな風景ですが、
明峰生たちは、早速広い芝生で、鬼ごっこをして、走り回ったり、
芝生でピクニック、お弁当を食べたり
Lolly shopで色とりどりのキャンティを買ったり、
Bakery(ケーキ屋さん)でホールケーキ(丸ごと1つ)を買ってホストシスターたちと分け合って食
べた生徒も。
明峰生、とにかくよく食べます!
帰りのバスの中では、ホストシスターとの距離がぐっと近くなり、歌や爆笑で大騒ぎ。
清々しいお天気のもと、タスマニアの自然をたっぷり堪能できたいい一日でした。
2017-08-01
【AUS研修】2日目 遠足 ボノロング野生動物保護施設
いいお天気に恵まれました。
本日は貸切バスで、Oglivie高校のホストシスターたちとの遠足です。
ガイド役に社会科のJeff先生。
いろんな方たちのお世話になりながら
このプログラムが成り立っています。ありがたいですね。
まだまだ2日目。
少しホストシスターと距離があり、英語でうまく言いたいことを表せないと、明峰生同士で固まりがちの生徒にも
(ホストシスターは明峰生のために授業を休んで一緒に参加してくれています)、
ホストシスターと一緒に行動するようはっぱをかけました。
車窓の風景も素敵!
寒い日の朝にタスマニアでよく起こるらしいモーニンググローリー風の雲(霧?)が。
地元の人たちは、bridgewater jerry と呼んでいるそうです。
羊も見えます。
のどかな道を30分、ボノロング野生動物保護施設(Bonorong Wildlife Sanctuary)に到着です。
最初に、母親が車にはねられていなくなり保護された子どものウォンバットたち。
背中をなでさせてもらいました。
次は、今回のハイライト、タスマニアデビル。
タスマニアにしかいない固有種。
恐ろしい名前とは裏腹に、走る姿もどんくさい感じで可愛らしい。生まれつき臆病で、狩りも上手くないので、死んだ動物か怪我をした動物しか食べれない。(ただし、骨も噛み砕く強力なアゴを持っているので危険は危険)。伝染性のガンにより絶滅危惧種ですが、ボノロングでも繁殖プロジェクトに参加しているそうです。
オーストラリアといえば、コアラを連想する人も多いでしょうが(私もそうでした)、タスマニアにコアラはいません。タスマニア原産のコアラではありませんが、近くで写真を取ることができました。
そして、カンガルー。
100匹以上のカンガルーが、奈良の鹿状態で野放しにされていました。
入場時に渡されたカンガルーのエサを、手のひらにのせると、
わんさかカンガルーが群がってきます。
胸のところをなでると喜ぶそうですが、エサをやるのに必死で、なかなか。
「カンガルーって本当にああやってぴょんぴょん飛んで進むんだ~」と妙に納得の明峰生。
袋に入った赤ちゃんに「かわいい」の連発。
本日は貸切バスで、Oglivie高校のホストシスターたちとの遠足です。
ガイド役に社会科のJeff先生。
いろんな方たちのお世話になりながら
このプログラムが成り立っています。ありがたいですね。
まだまだ2日目。
少しホストシスターと距離があり、英語でうまく言いたいことを表せないと、明峰生同士で固まりがちの生徒にも
(ホストシスターは明峰生のために授業を休んで一緒に参加してくれています)、
ホストシスターと一緒に行動するようはっぱをかけました。
車窓の風景も素敵!
寒い日の朝にタスマニアでよく起こるらしいモーニンググローリー風の雲(霧?)が。
地元の人たちは、bridgewater jerry と呼んでいるそうです。
羊も見えます。
のどかな道を30分、ボノロング野生動物保護施設(Bonorong Wildlife Sanctuary)に到着です。
最初に、母親が車にはねられていなくなり保護された子どものウォンバットたち。
背中をなでさせてもらいました。
次は、今回のハイライト、タスマニアデビル。
タスマニアにしかいない固有種。
恐ろしい名前とは裏腹に、走る姿もどんくさい感じで可愛らしい。生まれつき臆病で、狩りも上手くないので、死んだ動物か怪我をした動物しか食べれない。(ただし、骨も噛み砕く強力なアゴを持っているので危険は危険)。伝染性のガンにより絶滅危惧種ですが、ボノロングでも繁殖プロジェクトに参加しているそうです。
オーストラリアといえば、コアラを連想する人も多いでしょうが(私もそうでした)、タスマニアにコアラはいません。タスマニア原産のコアラではありませんが、近くで写真を取ることができました。
そして、カンガルー。
100匹以上のカンガルーが、奈良の鹿状態で野放しにされていました。
入場時に渡されたカンガルーのエサを、手のひらにのせると、
わんさかカンガルーが群がってきます。
胸のところをなでると喜ぶそうですが、エサをやるのに必死で、なかなか。
「カンガルーって本当にああやってぴょんぴょん飛んで進むんだ~」と妙に納得の明峰生。
袋に入った赤ちゃんに「かわいい」の連発。
【AUS研修】1日目 3時間目社会科
ランチの後、再び明峰生たちは、ホストシスターと一緒にそれぞれ別々の授業に入っています。
数学や体育や課題研究や国語などなど。
引率者チームは、Jan先生のGR8(8年生)の社会の授業を見せていただきました。
オーストラリアの社会の科目名は、HASS。Humanities and social science の略称。
あえて日本語にすれば、人文社会科学、でしょうか。ハースと発音します。国語の先生が、たいていは社会と両方教えるようです。
ヨーロッパの中世の封建制度について学んでいましたが、ノートの右側ページには、先生から伝えられた説明プリントが貼られています。
左側ページは、授業を聞いて自分が学んだこと、インターネットで深く調べた内容を説明したり、発表するページ。
一人一人違った表現形式で、
すごろく風にしている子、
デザイン画風の子、
めくればその説明が出てくるように仕掛けを作っている子、
色を塗ったり、仕掛けを貼ったり、様々な工夫がしてあり、
封建制度がクリエイティブにわかりやすく説明されていました。
タブレットのコンピュータは、人数分あり、
自由に使えます。
横のデスクトップのパソコンのコーナーで調べてもいいし(ビーズクッションもたくさんあります)、ソファーで座ってやる子も。
全員がそのページを仕上げるのに集中力を途切れさせず、100分間取り組んでいました。周りの生徒からアドバイスをもらう場面も。
学んだことは、自分の表現方法で表せないといけないらしく、部屋には生徒が作った中世のお城や、生徒製作の劇、などなど実際に追体験することで理解を深めていました。
壁には、歴史的事実だけでなく、
「あなたはこれに賛成か?」
「どうやってこのことがわかったと思うか?」
など考えさせる質問がたくさん。
また、
「学びへの情熱を持てば、成長し続ける」、
「好奇心はあなたが持ってるものの中で最強の武器」など啓発のメッセージや
「なぜ本を読むのか」
という問いへの答えなどの掲示が。
自分自身で考える習慣が自然と形作られているように感じました。
ホストシスターと授業に参加している明峰生も授業スタイルの違いに驚いていることでしょう。
数学や体育や課題研究や国語などなど。
引率者チームは、Jan先生のGR8(8年生)の社会の授業を見せていただきました。
オーストラリアの社会の科目名は、HASS。Humanities and social science の略称。
あえて日本語にすれば、人文社会科学、でしょうか。ハースと発音します。国語の先生が、たいていは社会と両方教えるようです。
ヨーロッパの中世の封建制度について学んでいましたが、ノートの右側ページには、先生から伝えられた説明プリントが貼られています。
左側ページは、授業を聞いて自分が学んだこと、インターネットで深く調べた内容を説明したり、発表するページ。
一人一人違った表現形式で、
すごろく風にしている子、
デザイン画風の子、
めくればその説明が出てくるように仕掛けを作っている子、
色を塗ったり、仕掛けを貼ったり、様々な工夫がしてあり、
封建制度がクリエイティブにわかりやすく説明されていました。
タブレットのコンピュータは、人数分あり、
自由に使えます。
横のデスクトップのパソコンのコーナーで調べてもいいし(ビーズクッションもたくさんあります)、ソファーで座ってやる子も。
全員がそのページを仕上げるのに集中力を途切れさせず、100分間取り組んでいました。周りの生徒からアドバイスをもらう場面も。
学んだことは、自分の表現方法で表せないといけないらしく、部屋には生徒が作った中世のお城や、生徒製作の劇、などなど実際に追体験することで理解を深めていました。
壁には、歴史的事実だけでなく、
「あなたはこれに賛成か?」
「どうやってこのことがわかったと思うか?」
など考えさせる質問がたくさん。
また、
「学びへの情熱を持てば、成長し続ける」、
「好奇心はあなたが持ってるものの中で最強の武器」など啓発のメッセージや
「なぜ本を読むのか」
という問いへの答えなどの掲示が。
自分自身で考える習慣が自然と形作られているように感じました。
ホストシスターと授業に参加している明峰生も授業スタイルの違いに驚いていることでしょう。
2017-07-31
【AUS研修】1日目 2時間目 Math数学
Ogilvie高校もNew Town高校も
GR7からGR10(7年生~10年生)までの生徒が在学しています。
今回の引率者、教頭と私(英語教諭)のために、Ogilvie高校の中でも、選りすぐりの「一流の」先生の授業を見学できるように手はずを整えてくれていました。せっかくのチャンス、しっかり学びます。
まず、2時間目はGR8(8年生)の数学。
Jane先生の授業です。
先生の専用教室に生徒が移動して授業を受けに行くスタイルです。
トランプのカードを引いて、座席決め、カードの数字の席に座ります。
授業の冒頭にこの授業の終わりにはこれができるようになっています。と、いわゆるcan-doリストの提示。
(-楽しむこと、-「どんな」方程式もちゃんと解けるようになること、-いろいろな解法で解けること)
壁の掲示には数学の授業で作成した生徒の作品や(注:美術の授業ではありません)
教室の隅には考える力を育てるボードゲーム各種。
壁には「数学をどのように学ぶか」を「学ぶ」→「練習する」→「間違う」→「なぜ間違ったか理解する」→(わからなければ)人に聞く→(わかれば)理解テスト→間違えば再び戻り・・・のチャートのほか、グループ学習とは、どうあるべきか。
「本当に数学ができる人っていうのは、早く問題が解ける人や、いつも正解する人ではなくて...いい質問をしてグループに貢献できる人、間違いから学べる人、なぜそうなるかを知りたいと思う人」などなど啓発。
先生は1人ずつに寄り添いヒントを与えます。
手元のホワイトボードに図を描き考え中。
しばらく考え込んだ末に、"I get it."(わかった!)や"It works!"(できた!)という歓声が!
100分間、全員が頭を働かせ、考え抜き、休むことなく方程式の理解に取り組みます。問題を解くことが目的ではなく、答えを6通りのやり方で導くその考え方の理解が目的です。
教室の奥にはソファーコーナー
「数学で脳を鍛えます」
「間違うこと成長できる」
「本当にベストを尽くしている?」などのメッセージが。
ビッグサイズのビーズクッションが。
今日の最終目標はペナント(一つ一つに方程式が書かれています。グループで協力して解きます。)を完成させ、教室につるすこと。
数学ってクリエイティブな授業なんだと実感しました。
これは、Jane先生お気に入りの作品。円の概念を学ぶのに、円とは何か実感させ、結果的にカンディンスキーの絵の作品のようになったとのこと。数学はアートですね。
3時間目の社会に続きます。
GR7からGR10(7年生~10年生)までの生徒が在学しています。
今回の引率者、教頭と私(英語教諭)のために、Ogilvie高校の中でも、選りすぐりの「一流の」先生の授業を見学できるように手はずを整えてくれていました。せっかくのチャンス、しっかり学びます。
まず、2時間目はGR8(8年生)の数学。
Jane先生の授業です。
先生の専用教室に生徒が移動して授業を受けに行くスタイルです。
トランプのカードを引いて、座席決め、カードの数字の席に座ります。
授業の冒頭にこの授業の終わりにはこれができるようになっています。と、いわゆるcan-doリストの提示。
(-楽しむこと、-「どんな」方程式もちゃんと解けるようになること、-いろいろな解法で解けること)
壁の掲示には数学の授業で作成した生徒の作品や(注:美術の授業ではありません)
教室の隅には考える力を育てるボードゲーム各種。
壁には「数学をどのように学ぶか」を「学ぶ」→「練習する」→「間違う」→「なぜ間違ったか理解する」→(わからなければ)人に聞く→(わかれば)理解テスト→間違えば再び戻り・・・のチャートのほか、グループ学習とは、どうあるべきか。
「本当に数学ができる人っていうのは、早く問題が解ける人や、いつも正解する人ではなくて...いい質問をしてグループに貢献できる人、間違いから学べる人、なぜそうなるかを知りたいと思う人」などなど啓発。
先生は1人ずつに寄り添いヒントを与えます。
手元のホワイトボードに図を描き考え中。
しばらく考え込んだ末に、"I get it."(わかった!)や"It works!"(できた!)という歓声が!
100分間、全員が頭を働かせ、考え抜き、休むことなく方程式の理解に取り組みます。問題を解くことが目的ではなく、答えを6通りのやり方で導くその考え方の理解が目的です。
教室の奥にはソファーコーナー
「数学で脳を鍛えます」
「間違うこと成長できる」
「本当にベストを尽くしている?」などのメッセージが。
ビッグサイズのビーズクッションが。
今日の最終目標はペナント(一つ一つに方程式が書かれています。グループで協力して解きます。)を完成させ、教室につるすこと。
数学ってクリエイティブな授業なんだと実感しました。
これは、Jane先生お気に入りの作品。円の概念を学ぶのに、円とは何か実感させ、結果的にカンディンスキーの絵の作品のようになったとのこと。数学はアートですね。
3時間目の社会に続きます。
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