2015-07-31

タスマニアからこんにちは!

今日はいよいよ最後の登校日です。そして、川西明峰高校では中学生をお招きしての「オープンハイスクール」の日✨ これは中学生のみなさんに、明峰の国際交流の取り組みを知ってもらうのにまたとない良い機会ではないですか!!!
ということで、本日、明峰Boysがタスマニアのニュータウン高校からSkypeで川西明峰高校に来てくださった中学生のみなさんに向けてご挨拶をすることになりました👀
1時間目に日本語の授業にお邪魔して、自己紹介の練習にお付き合い。英語で話す明峰生もスラスラと紹介できるようになっただけでなく、自己流に内容をアレンジしてみたりとかなり余裕が出てきました。
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しばし、お互いに日本語・英語で練習した後はグループごとのコンテスト。いかにスムーズに自己紹介できるか、タイムレースです!
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一度目のタイムより早く話せるように再度練習し、
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タイムクリアした班には、ご褒美のキャンディが!もちろん、どの班も真剣に練習し、1回目のタイムを軽々クリアしていましたよ。
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スージー先生が、ニュータウン生たちに「今日は日本の明峰高校とSkypeで交流しますよ」とインフォメーションされると、「wao!」「amazing!」など嬉しい歓声が✨
国際情報(グローバルキャリア)の体験授業に合わせて、日本時間の11時にこちらからSkypeのコールを行う約束をして、準備万端整いましたよ。あと3分。誰もがワクワクしていたその時...。

⏰聞きなれないサイレンが鳴りだしました。お昼の時報???スージー先生が真剣な面持ちで、全員急いで外に出るよう指示されます。???。どうやら火災報知器が鳴っているようです😱 スージー先生に訓練でないことを確認し、我々も避難場所のグラウンドへ急行します。
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全生徒、本当に見事なまでに素早く集合しました!消防も駆けつけ、建物内を確認しています。
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その時、予定を過ぎてもコールが来ないことに心配してくれた明峰高校から、スージー先生の携帯電話のSkypeにコールがかかってきました📱 うるさい警報音の中、なんとか事情を説明したものの、楽しみにしてくれたニュータウン生や明峰生、準備してくださったスージー先生や明峰スタッフに申し訳なく...。
と、なんとか12時20分(日本時間の11時20分)に異常がないことが確認され、教室に戻ってもOK!の許可が出ました。体験授業は日本時間の11時30分まで。間に合うかな?!
つながりました!
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明峰生には懐かしい先生方の姿も映り、なんだか嬉しそう。一通り自己紹介とタスマニアで楽しみながら学習していることを伝え、無事終了。
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本当に、ものすごいタイミングで緊急事態が起こってしまい、バタバタの「タスマニアからこんにちは!」Skypeになってしましたが、中学生のみなさんにも少しでも国際交流の様子が届いていれば嬉しいなぁと思う、明峰boysと引率者でした。

2015-07-30

4日目おまけ その3

タスマニアは真冬です。最高気温は12度くらいあるのですが、風が大変強く、体感温度はもう少し低いかも。そんな中、今日のリッチモンドで見つけた桜。こちらの桜は非常にたくましいそうで、あちらこちらで咲き始めているようです。
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そして、なんでも大らかに受け止めてくれそうなオーストラリアですが、エコの取り組みはしっかりしているようです。ゴミの分別も街中のゴミ箱に指示が書いてあります。
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日本のスーパーでも、レジ袋が有料になりつつありますが、タスマニアのスーパーでは完全有料です。その代り、レジ袋もかなりしっかりした作りで、「何度も何度も繰り返し持ってきてください」と袋に書いてある通り、何度も何度も使えそうなものになっています。
スーパーと言えば、いつもは学校終了後にカメリア先生にホテルに送ってもらう途中に買い物に寄っていただくので、必要なものだけさっさと買ってスーパーを去る、という生活でした。買い物好きな引率者としては、これではいかん!ということで、今日は価格調査に出かけてみることにしました。

イメージとして、「日本は物価が高い!」ですし、実際12年前に引率者が感じたオーストラリアの物価は「まあまあ、安い」でした。ところが...。高いです。1ドル約100円と円安であることも関係していますが、カメリア先生やケイコ先生に伺っても、オーストラリアの物価は上昇しているそうです。
カフェでコーヒー1杯4ドル(12年前は180円くらい)。アイスクリームのシングル4ドル50セント!ハー〇〇〇ッツよりお高いのでは。紙パックのチョコレートドリンク600ml2.6ドル。100%オレンジジュース1リットル3.5ドル。チョコレートバーが半額で1ドル。ちょっとランチをいただくにも、10ドル以下ってなかなか目にしません。さすがにオージービーフは値段に幅がありますが、1kg50ドルくらいがまあまあ高級な方で、これだけはオーストラリアに軍配が上がりました。

今回は明峰生はホームステイなので、まだ値段を気にする場面には出会っていないかもしれませんが、リッチモンドで持って帰るお菓子を買ったら5000円くらいかかった!と驚いている生徒にも会いました。
おこづかいは、ぜひ計画的につかってくださいね!

4日目おまけ その2

「小学校訪問」の記事にも書かせてもらった通り、水曜日の2時間目はオグルビー高校のカメリア先生の日本語の授業を参観しました。
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中学1年生では、全員が外国語を勉強しなければならないシステムだそうで、特に日本語に興味がないけれど授業を受けている生徒も多く、カメリア先生はいつも「どうやって日本語の勉強に興味を持ってくれるようになるか」と悪戦苦闘されているそうです。とお聞きしていたのですが...。
50分間、退屈そうにしている生徒なんて一人もいませんよ?!
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カメリア先生は自身が日本語を学習されるときに「"おげんきですか"は"How are you?"、はい、覚えて」という習い方をされたそうで、自分の生徒にはそんな教え方をしたくない、と色々な工夫をされています。
新しいあいさつ、”おげんきですか”を教えるときには、まずできるだけ細かく文章を分けて、それぞれの言葉の意味をわかりやすく解説されます。
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しっかりとノートをとるオグルビー生。その後は、先生のあとについて”おげんきですか”と発音するのですが、全員元気よく大きな声でリピートします。20人弱とは思えない声量です。授業中に遠慮は禁物!ですよね。ゆっくり→はやく、の練習が終わると、次はなんとジェスチャー付です。
「おげんき」「です」「か」にそれぞれジェスチャーを付けて発音練習。全員全く恥ずかしがることなく、ジェスチャー付で練習しています。
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実は明峰boysも一緒にジェスチャー付で発音練習して、さすが覚えが早いね~と褒められていました😆
今までに覚えた挨拶のフレーズをすべてジェスチャー付で復唱していきます。見ていてもすごいです!
これは、「英単語、古文単語が覚えられない~」と悪戦苦闘している引率者のクラスのメンバーにも伝授できそう?書いて覚える→言って覚える→ジェスチャーで覚える!この記事を読んでくださっているみなさまもぜひ試してみてください!!!
その後は2グループに分かれてクイズ大会。勝ったチームはシールがもらえて、最初の写真に載っているシートに貼っていきます。シールが20個たまるとご褒美がもらえるんだそうです。
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本当に50分間あっという間に過ぎていきました。本当に寝る間を与えない参加型授業。教頭先生に、これが「アクティブ・ラーニングですよ」と教えていただきました。
明峰生にも、そして引率者にもとっても刺激的な授業を見せていただいたカメリア先生、ありがとうございました!

4日目おまけ その1

実は2日目のおまけ記事のつもりだったのですが、なかなか投稿できず今日になってしまいました。すみません。
オグルビー高校で様々なコーディネートをしてくださっているカメリア先生は、日本語の他に中国語も教えておられます。火曜日は、その中国語の授業にお邪魔させてもらいました。
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アルファベット圏の人にとって、漢字は実に難解だと思うのですが、とてもていねいに練習しています。
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1クラス20人くらいの中に様々な国の生徒がいるようで、「さすが移民の国!」と思っていたのですが、事情はそんなに単純ではなく...。
いつも授業に遅刻してくる4人組。3人はアフリカからの移民だそうです。それも、単なる移民ではなく、スーダンの内戦や戦争から難民キャンプに逃げ込み、そこからオーストラリアへの移住を許可された生徒とのこと。3人中2人は父親をアフリカの戦争で亡くし、小さい妹や弟を背負い命懸けで逃げ延びてきたそうです。そんな事情は後から聞かされたのですが、授業中はとても明るく、先生の発問に笑いを取るようなチャチャを入れながらも必死に勉強していました。
カメリア先生も、遅刻は確かに困るけど、「勉強ができるありがたさ」を一番に感じて、だからこその頑張りには頭が下がるそうです。”明日の命の心配なんてしたことがない”オーストラリアの生徒にはこの必死さがなく、大変物足りないと残念がっておられました。
明峰生の皆さんにも、楽しいことや国際交流を存分に体験してもらうとともに、このような世界中の悲しい現実にも気づいて、「自分にできること」「自分がやるべきこと」をしっかりと考えながら日本に戻ってもらえたらなぁ、と願う引率者でした。

ホストシスターと一緒に遠足です~後半

前半の最後に登場した人気者の名前を書き忘れていました!!!
コアラとのしばしの触れ合いの後は、ワラビー&カンガルーたちとの交流です。
こちらの施設には100匹以上のワラビーたちが住んでいて、エサをあげることができます。
飼育員かのように堂々と写真を撮る明峰生、怖いなぁと恐る恐る近づく明峰生、のど元をゴロゴロとなでてあげる明峰生、なぜだかたくさんのワラビーたちに取り囲まれる明峰生...。それぞれの楽しみ方(?)で、ふれあいタイムを満喫していました!
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こんなところにも可愛らしいカンガルーが!!!
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全員で集合写真を撮ったあと、リッチモンドという歴史的景観を残す観光地へと移動です。
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リッチモンドはイギリスから送られてきた囚人が収容されていた監獄があったそうで、その囚人たちが作ったオーストラリアで最も古いとされる石橋や
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郵便局などもあります。
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ここで、しばし自由行動。あいにくの強風でしたが、仲良くランチをいただいたり
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散策したり
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ロリポップショップ(駄菓子屋さん)でお土産を買ったり
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思い思いにホストシスターたちと自由時間を過ごしていました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、
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少しバス酔いした明峰Boyもいましたが、ホストファミリーに戻るときには全員元気に帰っていきました!
明日は早くも最後の登校日。
いい思い出と、いい友達をたくさん作ってきてください!

ホストシスターと一緒に遠足です~前半

今日はオグルビー高校のホストシスターと一緒に、郊外へ遠足に出かけました。授業もいいですが、ホストシスターやその友達とさらに友情を深めるチャンス!たくさん交流しましょうね。
今朝も明峰生の皆さんは元気いっぱい!昨晩もホストシスターのホッケーの試合を観に行ったり、ホストブラザーのサッカーの練習に一緒に参加したり、ショッピングに行ったりと、うらやましいくらい充実した生活を送っているようです😊
さてさて、今日は貸し切りのバスでお出かけです。
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いざ、出発~!
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のどかな放牧風景(馬、牛、羊があちらこちらでのんびりしていました)の中を走ること約30分。
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Bonorong Wildlife Sanctuaryに到着しました。
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Wildlife(野生動物)という名前が付いた施設ですが「動物園」ではなく、病気で傷ついた動物や事故で親がいなくなってしまった動物を保護して育てているそうです。そんな動物たちなので「中で走り回ったり、大きな声で動物たちを驚かさないでね」という注意を聞いた後、動物たちに会いに。
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まずはウォンバットくん。大きいけど甘えたくんです。今は20kgくらいですが、成長すると40kgくらいにまでなるそうです。思わず「重~!」っという感想が。
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背中を優しくなでさせてもらいました。
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お次はタスマニアンデビル!本来は夜行性なのですが、エサをおねだりしに出てきてくれました。
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一見可愛らしいのですが、非常に獰猛。噛まれては大変です!残念ながらタッチはなく、写真を撮るだけです。
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そしていよいよお待ちかね!!!日本ではパンダと並ぶ人気者(だと思います)の登場に、明峰生のテンションも上がります↗
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背中は触ってもいいですよ~。と言われても...。
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なかなか遠慮して触ることもなく、ホストシスターと一緒に記念の写真を撮って満足する明峰Girls。
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アニマルセラピーという言葉があるように、動物って癒しの効果があるみたいです。みんなとっても素敵な笑顔ですね!

画像が多くなりましたので、後半へと続く!