2017-08-04

【AUS研修】5日目男子編 郊外へお出かけ

女子明峰生がOgilvieで最終日を過ごしている頃・・・
男子明峰生たちは、NewTown高校の「ものすごく寒くてつまらない、なぜこの時期にやるのかわからない(カメリア先生曰く)」水泳大会には行かずに、ホストファーザーに車で郊外にお出かけに連れて言ってもらいました。ホストシスターの弟さんたちも一緒です。
image3.JPG

ネルソン山に行き、
パターゴルフしたり、
image1.JPG

image1.JPG

卓球をしたり、
image2.JPG

生憎、曇りの寒い日でしたが、
いい一日だったようです。

【AUS研修】5日目女子 cookie lesson

早いもので、姉妹校への通学の最終日となりました。姉妹校が女子校(Ogilvie高校)と男子校(New Town高校)の2校であるため、明峰生は平常授業は別れての通学でした。
と言っても、2校は隣接していると言っていいくらいの距離にあり、課外活動など一緒に行う機会もあり、兄弟姉妹で両校に通っている生徒も多いそうです。

今回は、New Town高校のお世話役のスージー先生の急なご病気により、女子明峰生がNewTown高校に行く機会はありませんでした。(男子校への訪問に胸をときめかせていた女子たちにとっては残念なお知らせでした)
NewTown高校のホストブラザーが明峰関連の行事に参加することもありませんでした。

さて、女子たちは、Ogilvie高校で1、2時間目ホストシスターと授業に入り、ランチをホストシスターと取り、3時間目(午後)は、Georgie先生によるSmartie Cookie lesson!(調理実習)Smartieとはマーブルチョコレートやm&mのオーストラリア版のカラフルなチョコレートです。

調理室は、Ogilvieのスクールカラーのmaroon色で統一されていて(クッキングミトンまでそうでした)スタイリッシュ。先生の説明する手元が天井の大版ミラーに移り、生徒の各調理台からもよく見えるようになっていて、クッキングスタジオのようです。
image8.JPG

ホストシスターと2人1組でレシピに沿ってクッキー生地作り、そしてSmartieでのデコレーション。
image1.JPG

image2.JPG

各調理台にオシャレな電気コンロ(その下にグリル、そしてオーブンの付いている一体型)があり、2人に1台使えるようになっています。火力も強そうで、個人的には「コレ家に欲しい」と思った商品でした。
image3.JPG

いい感じに焼きあがり、お持ち帰り用のバッグに入れてもらって大満足!直径10cm程度のクッキーを2人で20枚ほど作りました。
image4.JPG

とても多いので、日本に持って帰りたい!と生徒たち。帰国まであと4日なので大丈夫でしょう。
でも、猛暑真っ只中の日本では、すぐに食べてくださいね。
image6.JPG

タスマニアでのステイもあと週末を残すのみ。
ホストファミリー以外の生徒とは、今日でお別れです。あちこちでハグやサンキュー。最後にホストシスターたちと写真を撮りました。
image7.JPG


【AUS研修】4日目 遠足 ホバート

2時間目から、明峰生全員でホバートの街へ遠足です。カメリア先生の元教え子のJessieがガイド役として同行してくれました。

前回のボノロングへの遠足の貸切バス代やガイド役さんへの謝礼など、全てOgilvie 高校が負担してくれており、学校上げて私たちのステイを歓迎してくれているようでうれしいです。

今回は学校前のバス停から、路線バスで行きます。

明峰生たちは、まだ現地のコインに慣れていなくてバス料金の3.3ドルを出すのにあたふた。
金色と銀色の硬貨があり、大きさもまちまち。大きさが大きいからといって金額が大きいわけでもないのです。
image4.JPG

無事全員バスに乗り込み出発。
一緒に乗り合わせたお客さんが、日本に行ったことがある、とスマホに入っている写真をたくさん見せてくれました。

街を歩いていても、
「どこから来たの?」
と聞かれ、明峰生たちは元気に
「Japan!」
と答えますが
「それはわかってるよ、日本のどこ?」
と、日本通の人が結構いました。

タスマニア博物・美術館へ。

タスマニアの野生動物、先住民族の暮らしの展示、入植時の歴史、南極探検の歴史など幅広い分野からタスマニアを理解できる展示がされていました。
image5.JPG

ランチは、ウォーターフロントのお店で、フィッシュ&チップス。
オーストラリア仕様なので、軽く大人2人分。
完食できなかった人がほとんど、、、。
image2.JPG

みんなで一枚。
image1.JPG

その後、サラマンカプレイスへ。ウォーターフロント地区から近い一番賑やかなエリアで、1830年代に捕鯨が盛んだったころの石造りの倉庫群を、外観は残してショッピングスポットになっています。
image6.JPG

あまりゆっくりと見て回る時間がなく、名残を残しながら再び路線バスで、学校に戻りました。
寒いですが、お天気に恵まれた気持ちのいい1日でした。


2017-08-03

【AUS 研修】4日目 日本文化を伝える

今日の1時間目は、
明峰生全員がカメリア先生のGR7(7年生)の日本語の授業に参加させてもらいました。

6チームに分かれてのグループワークです。
まずはアイスブレイクでグループ内で、自己紹介。

今日は明峰生2人+オーストラリア生徒4人のグループ対抗で戦います。
まず、「日本についてどれくらい知ってる?」クイズに挑戦。明峰生は答えを教えてはいけません。

例えば、山の写真が4つ。
富士山の写真はどれか?
(みんな正解していて驚きました)

金閣寺と姫路城と神社の写真を提示し、
「どれも同じように見えるけど、
どれがtemple で、どれがcastle で、どれがshrineか言いなさい」
(オーストラリア生には、どれも同じように見えるのですね。。。)
image1.JPG

同時に明峰生は、「オーストラリアについてどれくらい知ってる?」クイズを解きます。

オーストラリアの国旗の星の数や、ここホバートにある山の名前などなど。なかなか苦労していました。

次に3分で何回けん玉の玉を皿に乗せることができるか、グループ対抗で競いました。
image2.JPG

image5.JPG

image6.JPG

1年生に名人級の生徒がいたので、みんなにデモンストレーション。称賛の嵐でした。
image3.JPG

最後に折り鶴(folding paper )。
カメリア先生が
「日本人は手先が器用で、いろんな動物が作れる、その中でも特別な意味を持つ動物を知ってる?」とオーストラリア生徒に問いかけ、すぐ正しい答えが出て来ました。
「鶴」です。

「禎子の話を小学校で読んだ人?」には、4分の1くらいが手を上げていました。
これまた、驚きです。
カメリア先生から千羽鶴の説明がありました。

そして1人1羽の鶴を折り、授業が終了しました。明峰生が折り方を教えるのですが、英語で思うように言葉が出せずもどかしい思いをしたようです。いくつかどう言うのか聞かれた表現は、
「惜しい」(けん玉で)→"So close."や"Almost."
「上下逆」(折り紙で)→upside down
image4.JPG

AUS1.JPG

ASU2.JPG


【AUS研修】4日目 エアメール

一昨日リッチモンドの郵便局で明峰生たちにプレゼントを買いました。教師からのプレゼントは普通生徒にはあまり歓迎されませんが(だいたいは勉強関連です)、喜んでもらえるでしょうか。

その内容は…
タスマニアの固有種のポストカードと日本まで送るための切手です。

この不安定な世界情勢の中、貴重な体験をさせてあげたいと、かわいい我が子たちを不安な気持ちを抑えて送り出してくださった保護者の方々へ、一筆お礼の気持ちを書いてもらいました。

「言わなくてもわかってもらえる」「察する」日本文化ではなく、思っていることを形(言葉)にしてきちんと相手に伝える、ということをオーストラリアに来る前に事前研修でも学びましたが、そのおさらいです。

ほとんどの生徒が照れくさがって、なかなか書けずにいました。

無事ご家族の元に届きますように。

↓リッチモンドの郵便局とポスト
image1.JPG
image2.JPG
image3.JPG


2017-08-02

【AUS研修】3日目 男子校の木工の授業

今回ご担当者不在のために、引率者チームはNew Town高校(男子校)には入れなかったのですが、ホストブラザーと一緒に授業に入った明峰生から授業の様子を教えてもらいました。

木工の授業で椅子作り。
工具が本格的で今まで見たこともないような、プロ仕様のような機械がたくさんあったそうです。(画像3の壁にずらっと並んでいる工具が見えるでしょうか)
木工室だけでも3つあり、それぞれが自分の作品を作るのですが、タンスやガラス棚なども作るそうです。
自分たちで全て家のメンテナンスやリフォームをするオーストラリアの人たち。倉庫や小屋を自分で建てる人も。学校でその素地作りがしっかりできているのですね。
image1.JPG
image3.JPG
image4.JPG


【AUS研修】3日目 予定変更

本日は、引率チームと女子も男子と一緒にNew Town高校に授業体験に行く予定でしたが、スージー先生がご病気のため、キャンセルになりました。

スージー先生の代わりに急遽引率チームを迎えに来てくれたのは、去年NewTown高校が明峰に来た時に引率団のうちの1人として一緒に来ていた先生。思いがけない再会です。

「来年も、明峰に行くよ」とのお話しに、明峰とタスマニア姉妹校との絆がこうしてより深まっていくことをうれしく思いました。

今日のランチ。ホストシスターたちと。
お弁当には、大抵リンゴ(日本のサイズの半分くらいのミニサイズです)が皮ごと1個入っていてます。明峰生もオーストラリア風に、リンゴや洋ナシを皮ごと丸かじりする姿が板についてきました。
image1.JPG


【AUS研修】2日目 遠足 リッチモンド

ボノロングの次にRichmondリッチモンドへ。

リッチモンドは入植当時の建築物が数多く残されている古い町並みの街。

image1.JPG

まずは、みんなで沼のカモにパンくずのエサやり。山ほどカモが集まってきました。
image2.JPG

カモメも数匹混じっています。

その後自由散策に。
リッチモンドブリッジ。オーストラリアで最古の橋。
image3.JPG

風景がジブリの映画のよう。
オーストラリアで最古の教会も。
image1.JPG

フォトジェニックな風景ですが、
明峰生たちは、早速広い芝生で、鬼ごっこをして、走り回ったり、
image2.JPG

芝生でピクニック、お弁当を食べたり
Lolly shopで色とりどりのキャンティを買ったり、
image3.JPG

Bakery(ケーキ屋さん)でホールケーキ(丸ごと1つ)を買ってホストシスターたちと分け合って食
べた生徒も。

明峰生、とにかくよく食べます!
帰りのバスの中では、ホストシスターとの距離がぐっと近くなり、歌や爆笑で大騒ぎ。
清々しいお天気のもと、タスマニアの自然をたっぷり堪能できたいい一日でした。

2017-08-01

【AUS研修】2日目 遠足 ボノロング野生動物保護施設

いいお天気に恵まれました。
本日は貸切バスで、Oglivie高校のホストシスターたちとの遠足です。
ガイド役に社会科のJeff先生。
いろんな方たちのお世話になりながら
このプログラムが成り立っています。ありがたいですね。

まだまだ2日目。
少しホストシスターと距離があり、英語でうまく言いたいことを表せないと、明峰生同士で固まりがちの生徒にも
(ホストシスターは明峰生のために授業を休んで一緒に参加してくれています)、
ホストシスターと一緒に行動するようはっぱをかけました。


車窓の風景も素敵!
寒い日の朝にタスマニアでよく起こるらしいモーニンググローリー風の雲(霧?)が。
地元の人たちは、bridgewater jerry と呼んでいるそうです。

羊も見えます。
image1.JPG

のどかな道を30分、ボノロング野生動物保護施設(Bonorong Wildlife Sanctuary)に到着です。
image3.JPG

最初に、母親が車にはねられていなくなり保護された子どものウォンバットたち。
背中をなでさせてもらいました。
image4.JPG

次は、今回のハイライト、タスマニアデビル。
タスマニアにしかいない固有種。


恐ろしい名前とは裏腹に、走る姿もどんくさい感じで可愛らしい。生まれつき臆病で、狩りも上手くないので、死んだ動物か怪我をした動物しか食べれない。(ただし、骨も噛み砕く強力なアゴを持っているので危険は危険)。伝染性のガンにより絶滅危惧種ですが、ボノロングでも繁殖プロジェクトに参加しているそうです。




オーストラリアといえば、コアラを連想する人も多いでしょうが(私もそうでした)、タスマニアにコアラはいません。タスマニア原産のコアラではありませんが、近くで写真を取ることができました。
image5.JPG

そして、カンガルー。
100匹以上のカンガルーが、奈良の鹿状態で野放しにされていました。
image9.JPG

入場時に渡されたカンガルーのエサを、手のひらにのせると、
わんさかカンガルーが群がってきます。
胸のところをなでると喜ぶそうですが、エサをやるのに必死で、なかなか。
image6.JPG

image2.JPG

image1.JPG

「カンガルーって本当にああやってぴょんぴょん飛んで進むんだ~」と妙に納得の明峰生。
袋に入った赤ちゃんに「かわいい」の連発。
image7.JPG


【AUS研修】1日目 3時間目社会科

ランチの後、再び明峰生たちは、ホストシスターと一緒にそれぞれ別々の授業に入っています。
数学や体育や課題研究や国語などなど。

引率者チームは、Jan先生のGR8(8年生)の社会の授業を見せていただきました。

オーストラリアの社会の科目名は、HASS。Humanities and social science の略称。
あえて日本語にすれば、人文社会科学、でしょうか。ハースと発音します。国語の先生が、たいていは社会と両方教えるようです。

ヨーロッパの中世の封建制度について学んでいましたが、ノートの右側ページには、先生から伝えられた説明プリントが貼られています。
image1.JPG

左側ページは、授業を聞いて自分が学んだこと、インターネットで深く調べた内容を説明したり、発表するページ。
一人一人違った表現形式で、
すごろく風にしている子、
デザイン画風の子、
めくればその説明が出てくるように仕掛けを作っている子、
色を塗ったり、仕掛けを貼ったり、様々な工夫がしてあり、
封建制度がクリエイティブにわかりやすく説明されていました。

タブレットのコンピュータは、人数分あり、
自由に使えます。
image2.JPG

横のデスクトップのパソコンのコーナーで調べてもいいし(ビーズクッションもたくさんあります)、ソファーで座ってやる子も。
image13.JPG

全員がそのページを仕上げるのに集中力を途切れさせず、100分間取り組んでいました。周りの生徒からアドバイスをもらう場面も。
image6.JPG

学んだことは、自分の表現方法で表せないといけないらしく、部屋には生徒が作った中世のお城や、生徒製作の劇、などなど実際に追体験することで理解を深めていました。
image7.JPG

壁には、歴史的事実だけでなく、
「あなたはこれに賛成か?」
「どうやってこのことがわかったと思うか?」
など考えさせる質問がたくさん。

また、
「学びへの情熱を持てば、成長し続ける」、
「好奇心はあなたが持ってるものの中で最強の武器」など啓発のメッセージや
「なぜ本を読むのか」
という問いへの答えなどの掲示が。

自分自身で考える習慣が自然と形作られているように感じました。
image8.JPG

ホストシスターと授業に参加している明峰生も授業スタイルの違いに驚いていることでしょう。
image11.JPG